エンリル

エンリル

 

シュメール神話によると、エンリルは神々の中で二番目に力のある神であった。『空の王』、『命令の王』という意味である。彼はプロトタイプ(?)で、のちに嵐の神であり、古代世界の神々の長であった。

エンリルはアヌの一番上の息子で、父親の天の住処で生まれた。しかし初期のある時点で地球に降りてきて、天と地の主な神となった。神々が天の住処で集会をする時は、エンリルは父親とともに議長を務めた。神々の地球での集会は、ニップルにあるエンリルの神聖な境内で行われた(シッチン著the Twelfth Planetより)

エンリルの妻はニンニル(結婚前はSudと呼ばれた)である。二人の息子はナンナルで、ツ、シン、スエンとしても知られている。彼はエンリルの最初の息子である。エンリルはのちに異母姉妹であるニンハルサグとの間にも息子ができた。この息子はニヌルタというが、一番下の息子であった。シュメールの継承ルールにおり、両親がアヌの子供だということで、ニヌルタがエンリルの後継ぎとなった。ナンナルはこれを不服に思い、反乱を起こしたが結局は負けてしまった(のちにエンキの息子であるマルドゥク最高神となった)。

エンリルはエンキの異母兄弟だった。どちらもアヌの息子で、「お互いが最初の息子で、神を支配すると主張しあった。この争いが多くの神の間の戦いの元になっている。」

エンリルは厳しい、罰する神のアーキタイプでもあり、人類をあまり好きではなかった。例えば、神々は大洪水が来ることを知っていたが、エンリルは人類に警告をしなかった。なぜなら滅びて欲しかったからである。

エンリルは、リラとプレアデスの地球に対する介入の象徴であると示唆するものもある。エンリルは7つの星に象徴されていたという事実のみから考えるならば(プレアデスの別名は七人の姉妹)である。しかしながら、一人の研究者は地球におけるドラコニアン(竜座グループ)の存在ではないかと言っている。私はこれは間違っていると思う。なぜなら彼が時々説明するレプタリアンと、マルドゥクはあまりにもかけ離れているからである。

 

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